ARCHIVE  ENTRY  COMMENT  TRACKBACK  CATEGORY  RECOMMEND  LINK  PROFILE  OTHERS
<< November 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
2017.11.25 Saturday

お客様参加でオリジナル記念品!

「自分たちで作った世界にひとつのモノを贈りたい!」

というご要望から、高岡の青年団体の卒会記念品を製作しました。

 

何度も打ち合わせをし、2.5寸の大きめの枡(ます)に先輩たちに贈る言葉を入れることに。
10名が仕事が終わった後に集まり、仲間同士でワイワイ盛り上がってます。
先生は伝統工芸士の折橋治樹さん。

薄いアワビ貝を文字の形に抜くところから、膠(にかわ)という接着剤で貼り付けるところまでを体験してもらいました。
細かい作業ではみんな無言で、真剣に作業をしています。
思った以上に綺麗に文字が切れてます。
 
仕上がりに性格が出てますね(笑)


この後、螺鈿職人が余分な膠を綺麗に落とし、塗師が塗りを施して完成いたします。
 
漆器くにもとでは、このような、モノづくりの産地ならではの商品製作リクエストにも対応しています!
ご興味のある方はぜひお問い合せくださいね。

 
毎月第1日曜日に『螺鈿ワークショップ』も開催しています。
詳しくはFacebookページで!
2015.06.20 Saturday

三方 お直し

三方の修理完了しました。
脚の部分もぐらぐらしていて、一旦分解しての修理。
修理は、作った方のこだわりが見えて、奥が深くておもしろい。


想いの詰まった品を修理して使うのは本当の粋ですよね。
2014.03.30 Sunday

お獅子の歯医者さん

高岡市は、町内ごとにたくさんの獅子舞がある町で、獅子舞競演会なども行われています。
私の育った町内には獅子舞が無く、子供の頃は獅子舞を踊る隣町の先輩などを見て憧れていたものでした。

獅子舞は激しく舞う為、お祭りが終わると獅子頭や刀のお直しが必要に。
そこでモノ作りチームの出番です!

しかし、みなさん祭りが終わってすぐではなく、翌年の練習が始まる前に依頼されることが多く、納期がいつも厳しいことが多のが・・・

みなさん、お獅子は早めに直しましょう!(笑)


さて、


今回は、虫歯を直す歯医者さんになりました。

歯と牙の金箔を復活させてくれとの依頼。
まずはじっくりお獅子を観察。
井波彫刻の彫り師と漆塗り師の作で、いい仕事してあります。





歯と牙の金箔が、ほとんどはがれてますね。
ヘコミやキズに、応急処置のペンキが塗られてますねぇ・・・
これがあとあと一番面倒なことに。





舞の中で、天狗の刀が当たったところは刀の銀色の塗料が付着しています。
頼まれてないけど、これはアルコールなどで優しく拭いておきましょ。
目立つへこみは"さび"(漆のパテ)で埋めます。





マスキングをして漆で金箔を置いていきます。





はがれにくいように、箔の上にトメをして完成!





町内ごとに様々な形のお獅子があり、形状や作り方を見ているだけで楽しいです。




修理をしていると、欠けやヘコミなどをペンキで直してあるモノが多いのですが、その後ちゃんと漆で直そうとするとペンキの成分で漆が乾かなくなったりします。
そうなると、塗りを剥がさないといけなくなり、結局ちゃんと直そうとしたときに時間と費用がかかってしまいます。

天狗の刀も、ラッカーで塗ると獅子に色がついてしまうので、ウレタンで塗ってクリアでコーティングしてあげるなどちょっとした工夫でメンテナンスが楽になりますよ。

応急処置をする前に、一度ご相談下さい。



獅子舞はモノ作りの技が生きた「踊る工芸品」です。

しっかりメンテをして次の世代まで伝えて行きたいですね。



2014.03.01 Saturday

桐箪笥の螺鈿を修理

紀州の桐箪笥屋さんから、螺鈿前飾りの修理依頼がありました。

かなり使い込まれた箪笥で、直して大切に使い続けたいというお客様の想いを強く感じました。
それはおそらく、今まで使っていた家族への想いなんだと思います。
モノというのは、価格よりもそのモノが経てきた歴史がかけがえのない価値をプラスしていくんだなあと。

ながく愛されるモノづくりをしたいと思いました。


前飾りに厚い貝で松竹梅の模様が。


とれてしまったパーツを貝から切り出します。


のり漆で貼り付け


鉄筆で線彫りをし、磨いて仕上げます。

高岡ではここまで。
そして、ここからが『紀州桐箪笥職人』の腕の見せ所です。



Powered by
30days Album